SMAP解散でジャニーズ事務所の対応が…

2016年の年明けに突如として話題になったSMAP解散報道は、マネージャーと共にジャニーズを離れようとした木村さん以外の4人がテレビ番組で謝罪するという公開処刑で収まったと思ったのですが、今度は正式に2016年の12月31日で解散するとジャニーズ事務所が発表しました。

テレビや週刊誌では、香取さんがきっかけになったと報道されていますよね。
「SMAPの活動を休止するなら解散したい」と言ったようです。
詳しい話は、当事者である本人達しか知らないことですが、メンバーと木村さんには大きな溝があったのは間違いなさそうな感じです。

事務所が守るのは、キムタク

1月の騒動時には、事前に全員がジャニーズを辞めてマネージャーと独立すると前々から打ち合わせされていたようですが、突如キムタクさんがジャニーズ残留を発表したとも言われていましたが、そのおかげジャニーズは木村さんを全面バックアップし他のメンバーは番組で謝罪させられるまさにパワハラ（虐め）のようなことをさせられていました。

事務所がやりすぎればやり過ぎるほど木村さんへの批判や不満はメンバーだけでなく、一般の視聴者からも溢れてきてしまいます。
今回の解散が決定してからのコメントを聞いた多くの方は、「木村さんが悪い」という完璧な悪者になってしまっています。

のんびりとハワイでバカンスをしている間に解散になってしまったキムタクさんですが、ハワイにはジャニーズの副社長達も休暇で行っており、よからぬ相談でもするかもと思われてしまってもしかたがない状況ですよね。

一番悪いのは事務所の対応？

この解散の問題で一番悪いのはジャニーズ事務所なのではないかと金沢敏明は思います。
スマップのチーフマネージャーだったＩさんの扱いを間違えたことにあるような気もします。

彼女がＳＭＡＰがブレークした立役者なのは間違いなく、後のグループがバラエティで活躍する礎をきづいたとも言えると思います。
ＳＭＡＰのように個々で活躍してグループとして集まるともっと凄いという新しいアイドルの道を作ったのですから、もっと彼女を会社として大切に扱うべきだったかと思います。

そしてSMAPは5人のメンバーですが、苦しい時代も共に試行錯誤したマネージャーもSMAPの一員だったと、メンバーの多くが思っていた事を察せなかったのが発端だったかもしれません。

ジャニーズのような上層部が同族経営するような企業の大きな弱点でもある気がします。
副社長も普通の企業なら定年退職するような年齢で、自分たちは一線を離れて、会社を引っぱれる若い有能な社員が働きやすい環境をつくればＩさんもジャニーズを離れようとはしなかったはずだと私は思います。

解散するもジャニーズには所属？

今の所SMAP解散は12/31と決定していますが、メンバーはそのままジャニーズに残るという話になっています。
しかしこれも今の所はだと思います。

木村さん以外のメンバーからするとこんなに居心地の悪い事務所もないと思います。
当初から事務所を離れる決意をしていたのですから、私は香取君や草なぎ君は事務所を離れると思っています。

来年の6月あたりに契約の更新があるとのことなので、もしかしたらその時に離脱する可能性は多いに考えられることだと思います。
大手のジャニーズから喧嘩別れのように離れると芸能界では仕事は無さそうですよね。
特にテレビ局に大きな影響力をもつジャニーズ事務所ですからテレビの仕事のオファーは厳しくなることが予想されます。

一般の方の多くは、木村さん以外の4人のメンバーを応援するような感じになっていると思います。
ジャニーズもキムタク主演で昔のような視聴率も期待できないなかで、今回の騒動で逆風も吹いており今後の売り出し方も非常に難しくなっしまったかもしれませんね。

SMAP解散でジャニーズ事務所の対応が…